江南高校と新津高校

保護者面談を行っていて、何人かの保護者の方から、同じ質問を受けました。

「江南高校と新津高校はどちらがレベル高いですか?」
というものです。
当塾の生徒で両校のどちらかを狙っている生徒の割合は高いです。

まずは偏差値です。
新潟県統一模試のデータでは、25年度入試の合格者平均偏差値は、江南高校が約56。新津高校が約52.5とあります。
レベルとしては、江南高校が若干高いです。

次に倍率です。24年度→25年度→26年度入試でそれぞれ次のように変化しています。
江南高校は、1.04→1.46→1.26。
新津高校は、1.02→1.07→1.1。
このことからも、江南高校の方が人気があることがわかります。

ここまでは、昨年の保護者面談でもお伝えしていたことですが、次春の入試では、新津高校の倍率が上がるのではないか、と予想しています。

この春の大学入試の結果が影響するのではないか、という考えからです。
偏差値、倍率ともに江南の方が新津を上回っています。しかし、大学合格実績に関して、26年度入試ではほぼ互角になっています。
例えば、新潟大学への合格者数は両校ともに42名。筑波大や金沢大など難関国公立大に関して、また東北大など旧帝大でも、新津高校が上回っています。現役生の数字です。
「新津高校が大学進学に今まで以上に力を入れている」ということがわかります。
実際に、説明会に参加された保護者の方もそのようなイメージを持っていらっしゃいました。

そして、このような実績は高校受験の倍率にも影響を与えやすいです。
そのような話を保護者面談ではしています。

しかし、大切なことは倍率がいくつになっても、それに動じない学力を身につけることだと思います。
そのための夏期講習です。特に受験生には、勉強にのめり込んでもらいたいです。

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