良き思い出

テストが終了した日に3年生は次々に自習室に来ました。そこで、勉強方法のアドバイスを出しました。それは模擬試験、実力テストの復習方法です。次の日も参考書を片手に自習に来る生徒がいました。とても良いことだと思います。

うまくいっている時は問題ないのですが、時々受験勉強をしていると自分がやっていることが正しいのか、間違っているのかわからなくなるときがあります。

「果たしてこの方法で合っているのだろうか?この道は合格へ繋がっているのか?」

特に成績が思うように上がらなかったり、やってもやっても伸び悩むときほど、このような心境に陥りがちだと思います。また、受験勉強は友達と一緒にやるものでもありません。自分一人との勝負にもなるわけです。部活動などの集団行動とは違い、自分自身と徹底的に向き合わなければなりません。そういう意味で、子供たちにとって高校受験は人生の初めての孤独との戦いと言えるのではないかと思います。

僕が大学受験をするとき、良き指導者と出会いました。その先生との出会いは、今の自分の生き方にも影響を与えてくれるほど、大きなものでした。その先生は常に、僕たち受験生を励まし、夢を見させてくれ、そして成績を上げてくれました。

僕の理想としている塾は、そういう塾です。生徒が目標や向かうべき方向を見失った時に、道標を示してあげる。孤独に押しつぶされそうなときに、次の塾の授業が楽しみで仕方がないと思わせるような授業をする。

そういうのが学習塾や塾講師の役割であると思います。

代々木ゼミナールの前で信号待ちをする度に、大学受験の時のことを思い出します。生徒たちにとっても、SORAでの勉強が良き思い出として残ってくれると嬉しいです。

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