考える時間④

「気付く力」「ひらめき」は養うことができます。そのためには、「気付く」「ひらめく」経験を多く重ねることが必要です。
今はその力が弱くても、徐々に身についていくものであると感じます。自分自身がそうでした。

僕は今でこそ、学習塾を運営し、子供たちに勉強を教えていますが、大学生で塾講師になりたての頃は非常に苦労しました。

周りの講師たちは、生徒から質問があっても、すぐに答えています。
しかし、自分はそれができない。
「自分は頭が悪すぎる」と自己嫌悪になっていた時期もあります。

「こういう質問が来たら、こう答えよう」などとあれこれ考えながら、1つの授業に3時間くらい時間をかけ準備していました。中学受験用の算数の問題などもこの時期にたくさん解きました。

しばらくすると、以前は解けなかった・気付けなかった考え方ができるようになっていました。
経験が大切であるとこのとき感じました。

深く考えることが、「気付く力」「ひらめき」に繋がっているのだと思います。

以前は、誰かにメールを送信するときに、どのような表現にしようかと考えたものが、今はLINEではスタンプだけで終わりです。
何か調べ物があると、ネット検索ですぐに答えがわかります。

自分の頭で考える機会は、この先ますますなくなっていくのではないかと思います。

しかし、考える力は社会から求められるものです。

週1回集中して考えることが、将来のお子様の貴重な財産になることを願っています。
無料体験授業を行っていますので、お気軽にお問合せください。

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