ぼた餅論

先日第8回の模擬試験がありました。冬期講習で勉強した所が出た!と笑顔で報告してくれた生徒さんもいれば、思うように実力が発揮できなかった生徒さんもいます。

必ず復習に取り組みましょう。

「ぼた餅論」という言葉を最近知りました。

これは、高校野球で有名な明徳義塾高校・馬淵監督の教えです。
甲子園で勝つために、相当きつい練習を課しているそうです。

 「ぼた餅を手に入れるのは、棚に一番近いもん。手を上げ続けるのは辛いけれど、一番努力したもんがぼた餅を手に入れる」

努力を続けることの必要性を教えてくれます。

数年前、私立入試で実際にあったことです。塾で使用しているテキストから国語の問題で同じ文章が出題されていました。
塾の授業だけではなく、授業後にも復習に取り組んでいたある生徒さんは、その文章内容を覚えていました。
国語の文章が、入試本番で的中することは稀です。棚からぼた餅です。

しかし、いきなり幸運はやってくるのではなく、そこには日ごろの努力があったからなのだと思います。復習・努力をしていないと、せっかくの幸運を活かすこともできません。彼は見事合格していました。
受験生のみんさん、勉強に辛くなったら、「ぼた餅論」を是非思い出してください。
辛い時が大切です。

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