小学生のお問い合せ

お問合せの流れは本当に読めないものです。

3月に折込チラシを入れて、電話が鳴るのを待っていても反応がなかったり。その一方で、予想していない時期に問い合わせが続くことがあります。

実は、先月から小学生のお問合せ・体験授業の予約を4件頂いています。中学生の定期テスト後に無料体験は実施します。

 

小学生の保護者の方と面談をするとある共通した悩みがあることがわかりました。

 

「うちの子の学力がどれくらいなのかわからない」

 

というものでした。

小学校のテストは、単元テストです。学習した直後にテストがあるため、本当の理解・学力なのかどうか判断しかねます。

僕自身も、小学校の単元テストで「100点を取り続けている=学力が高い」とは言えないと感じます。

 

中学校に入ってから勉強についていけるだろうか?

部活動との両立はできるだろうか?

 

様々な不安な点があるかと思います。

 

 

現状のお子様の学力・論理力を簡単に試す方法があります。以前、このブログにも掲載しました。

*これから記載するものは絶対ではありません。参考程度にお読みください。

 

A-B=5

A-C=8

 

BとCはどちらが大きいか?

 

この問いに対して、論理的に説明できるお子様は「本当の学力」が高いと感じます。

「わかる」ではなく「説明できる」です。

論理力・ひらめき・表現力を試すことができる問題であり、塾内でも多くの生徒さんに出題しています。

やはり小学生の生徒さんたちの脳はやわらかく、色々な発想力で答えてくれています。

 

不正解でも焦る必要はないのですが、その不正解のしかたが重要です。

あれこれと図にしたり、計算したり、つまり試行錯誤した間違いであれば、そう大きな問題はないように感じます。

 

しかし、問題文とずっとにらめっこ状態。しばらく経った後に、「わかりません」。こういう生徒さんは、学力を伸ばすのに非常に時間がかかります。一見するところ考えているようには見えますが、試行錯誤をしようとしない。あれこれと手を動かそうとしない。

たくさんの生徒さんを見てきましたが、この試行錯誤ができる・できないが学力を伸ばす上で、非常に大切な力なのだと感じます。

 

上記の問題を正解・説明できる場合、学力は高い状態にあると感じます。

一方、不正解で試行錯誤しようとしない場合、今後の勉強において、ある一定のところまではいっても、論理力や表現力が問われる問題に苦戦する傾向があります。そこをできるようになってもらうのが塾の役割であると思います。

 

是非、小学生の中学年以上のお子様がいらっしゃるご家庭の保護者様、上記の問題を解かせてみてください。

 

おまけ問題

 

解ければクラス上位の学力があるはずです!

 

A+B+C=26

A-B=2

A-C=5

 

A・B・Cはそれぞれいくつですか。

 

 

最後に宣伝になりますが(笑)

 

『考える時間』では上記のような問題も解かせています。試行錯誤してもらっていますので、授業後の消しかすの量がとても多いです。考えた証だと思い、毎日掃除機をかけています。

 

無料体験授業を行っております。お気軽にお問合せください。