保護者の方とお話ししていると中学1年生中間テストについて、
「中1最初のテストだから、簡単なんですよね。」
や
「小学校の復習だから、点数取って当然」
というような考えの方がいらっしゃいます。
しかし、塾で指導する立場からすると
「中学最初のテストだからこそ、難しい」といえます。
まず、小学校の復習ではなく、全て中学1年4月から学習する内容です。(数学では、小学校の知識が必要です)
なぜこのテストが難しいのかというと、小学校との違いがあります。
試験範囲の広さ。これが一番です。
今回の新津二中の中学1年のテストの試験範囲は、数学が教科書30ページ以上、社会に関しては教科書60ページです。
試験範囲が広いということは、その分覚えることが多いです。数学では、小学校ではなかったマイナスの概念が出てきます。暗記だけではなく、理解も求められます。
また、英語でもアルファベッドだけではなく、英単語をしっかりと書けるかどうかが非常に重要です。
暗記量が小学校とは比べ物にならないくらい多いです。
「小学校と同じような取り組み方をする→暗記が追い付かない→点数が取れない」
これが今回のテストで点数を取れなかった生徒さんに共通して当てはまることではないでしょうか。
実際に塾の生徒さんでも、習っている数学・英語は90点を超えていても、社会が全くできていなかったというケースがありました。
当塾では定期テスト1か月ほど前から、学校の提出物に取り組むように声を掛けています。提出物はテスト2週間前には終わらせておくべきです。そして、残り期間で昨年の過去問や塾の問題集で復習をする。
社会と理科の過去問を繰り返し解いていた生徒さんがいます。熱心に質問も何度も来ていました。
テスト後、感想を聞くと、「同じ問題が出ました!」と喜んでくれていました。
余裕を持った取り組みをする必要があります。そんなことを改めて感じました。
中学1年生のお子様をお持ちのご家庭で、お子様が点数をお父さん・お母さんに報告する際に、その点数が良かった場合に、
「中学最初だから当たり前でしょ」のような態度はとらない方が良いです。
小学校との違いに戸惑うお子様が多いテストです。小さな点でも良いので、その努力を褒めてくださると、お子様の自信に繋がるはずです。
点数が低かった場合、SORAの夏期講習でお待ちしています!
新津二中 9月4日・5日
横越中 9月5日・6日
前期期末テストが控えています。それに向けて、努力していきましょう!