きっかけはいくらでもある

中3生がかなり多く自習に来ています。

みなさん次の模試に向け、真剣に取り組んでいます。

 

歴史が苦手な生徒さんがいました。

「テキストの暗記だけでは、頭に入ってこなくて意味がないように感じてきました。」

と相談を受けました。

そんな彼女に歴史の漫画を貸し出しています。

自習室を覗くと熱心に読んでいます。

自習後に感想を聞くと、

「小野妹子って男だったんですね!」と驚いていました。

以前よりもはっきりと確実に歴史に興味を持っています。

 

今日は「井伊直弼って結局何をやったんですか?」と質問してきました。

 

そのような質問がでることが大切だと思います。やみくもに暗記することも大切です。むしろ、「受験」ではそちらの方が求められます。しかし、本当の学問はそうではないと思います。

なぜ、この人物はこう考えたのだろう。なぜこのような行動を起こしたのだろう。さらに、自分だったどうしていただろう。と考えることが学問であると思います。

学習塾の役割上どうしても点数や偏差値を追い求めてしまいますが、勉強・学問の本質をその生徒さんから考えさせられた一日でした。

 

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