計算ミス②

日本代表決めましたね。後半ロスタイムのPKをど真ん中に蹴られる本田圭佑は凄いです。何事もあきらめないことだと改めて感じました。W杯でも活躍してもらいたいですね。

 

前回、計算ミスに関して「自分の弱点を知って、意識することが大切」という内容を書きました。また、練習量をこなせばある程度、計算ミスは減らせるとも書きました。

今日はもう少し、内面的・精神的なことについて触れたいと思います。

計算ミスが徐々に減っていく子といつまでたっても減らない子の違いは、間違いに直面した時に「悔しい」と感じられるか、感じられないかにあるように僕は思います。

言い換えれば、自分に厳しい子と甘い子とも言えます。

以前教えていた中3の生徒で、計算ミスをする度に、自分自身に怒りが込み上げてきて、ある時、号泣した生徒がいます。簡単なミスをする自分が許せなかったそうです。彼の勉強に対する姿勢や取り組み方は、とても熱意がありました。計算ミスが続いたときに、自分が嫌になったり、「自分には力がない・・」なんて思う必要は全くありません。しかし、彼のように自分自身に厳しく、「悔しさ」を持つことは勉強に限らず、何か苦手分野を克服し成長しようと思う場面では必要なのではないかと思います。彼は、入塾当初では考えられなかった上位校に合格できました。

反対に、「+や-のミスくらい、いいや」とか「次できればいい」と思っている生徒は、計算ミスに関しては進歩しません。そのような甘えは、似たパターンの問題での同じミスにつながります。

このように、計算ミスと一言にいっても、子供たちの性格なども関わってくる深いものであると思います。だから、「計算ミスくらい心配することはありません。すぐに良くなります。」と安易なことは決して言えないです。生徒さんの弱点を知って、性格を把握し、適切なアドバイスをする。短期間ではなく、時間をじっくりかけて分析し、改善していくものであると思います。

これは「計算ミスが減る生徒、減らない生徒の違いは何か?」という問題に対しての僕の考えであります。もちろん、このことが全ての生徒さんに当てはまるわけではなく、他にもいくつも理由はあります。「ノートを綺麗にとっているか、とっていないか」「注意力があるか、ないか」など。その生徒さんによって違ってきます。いずれにせよ、多くの生徒に当てはまる「計算ミス」に対して、改善させられるように当塾では今後も注意深く指導していきたいと思います。

 

6月9日(日)の無料体験授業ですが、お問い合わせ、お申込みを3件頂きました。18:00~19:20が空いております。残り2名です。

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