松井選手のエピソード

こんにちは。夏期講習もいよいよ終盤です。今日は中3生を対象に模擬試験を行っています。夏の努力を発揮できることを願っています。

 

読売ジャイアンツやニューヨークヤンキースで活躍した松井秀喜選手についてのエピソードを聞きました。

1992年、高校3年生の夏。松井選手のいる石川県・星稜高校は優勝候補にあげられていました。しかし、2回戦。明徳義塾高校との一戦は今でも語り継がれる勝負と言われています。

明徳がとった作戦は、松井と勝負せずに5打席連続敬遠するというものでした。結果は、明徳義塾の勝利。5打席連続敬遠したことで明徳義塾の選手や監督は「高校生らしくない」「正々堂々と勝負しろ」と散々に批判されました。勝利後に流れる明徳義塾の校歌はブーイングでかき消され、宿舎が警察によって守られるほどだったそうです。

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それから10年後の2002年。夏の甲子園で明徳義塾が初優勝します。星稜高校の監督が、明徳義塾の監督にお祝いの電話をすると、明徳の監督はこう言ったそうです。

「松井君からも電話がありましたよ。」

 

5打席連続敬遠が正しいのか、間違っているのか、人それぞれ意見があるでしょう。しかし、松井選手がバットを一回も振れないまま、夏を終えたことは事実です。その相手に、お祝いの言葉をかけられる松井選手の器の大きさを表したエピソードでした。

明日が甲子園の決勝です。良い勝負に期待しています。

 

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