感謝

昨日は公立高校入試の合格発表でした。
電話で連絡をくれる子、保護者様と一緒に来塾する子も何人もいてあっという間に過ぎました。 

努力すればそれが結果に繋がる場合もあるし、そうではない場合もあります。
残念ながら不合格だった生徒もいます。  

18歳の時、僕は受験に失敗しました。一番行きたかった大学に落ちました。そこを目標に必死に勉強してきたので、ぽっかりと心に穴が空いたような気持ちでした。

そんなとき、通っていた予備校の先生が言っていた言葉を今でも覚えています。

「○○高校・○○大学を卒業したって自慢するのは、社会に出てみれば○○保育園・○○幼稚園を出ましたって自慢しているような小さなこと。大人になってから大切なこと・社会から求められることは『お前には何ができるのか?』ということ。」
希望の学校に入学できなかったとしても、新たな学校で目標を見つけ、それに向かって突き進んだ方がいい、という内容でした。

 もちろん、その大学に入学することを目標に努力してきたので、すぐにこの言葉の意味を理解できたわけではありません。実際に社会に出てから理解できた部分もあります。 

本当に努力していた生徒でした。心から合格してもらいたかったし、僕以上に本人がそれを望んでいたと思います。合格に導いてあげることができなかったことを残念に思います。

しかし、合格に向けて必死に努力したことは事実です。この経験が今後の高校生活や社会人になってから活かされる日が来ることを願っています。

昨日で完全に入試が終了しました。皆さんを教えることができて本当に良かったです。26名の皆さんのこと、一生忘れないと思います。

保護者の皆様、2年前何の実績もない当塾をお選び頂いたこと、お子様を通わせてくれたことを感謝しています。そして、合格発表の日、たくさんのお礼の言葉を頂きありがとうございました。全員が最後まで通ってくれたことを嬉しく思います。

またいつかお会いできると嬉しいです。ありがとうございました。

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