読解力

読解力のある生徒さんとそうではない生徒さんの違いを最近深く考えるようになりました。

文章を考えながら読むこと

文章を考えずに読むこと

この違いが読解力のある・なしの根本にあるように感じます。
たとえば、「太郎くんは春が1番好きである。」という一文があったとします。
この文から「太郎くんは春が1番好きなんだ」と情報の表面だけを受け取る子。

この文から、「太郎くんは春が1番好き。だから、春に比べると夏、秋、冬は好きではないんだ」と情報の裏面まで考える子。

ここで違いが出てきます。根本はここにあるのではないか、と最近感じるようになりました。

後者の生徒さんの方が、筋道立てた読み方・論理的な読み方と言えます。

今回の無料春期講習では新小学4年〜6年の方から合わせて8名のお申し込みを頂いております。いくつかの授業で上記のような、文章の読み取り問題を行っています。うまく読み取れていない生徒さんには、論理的な読み方を指導しています。

読解力はセンスとも言われますが、そうではなく、伸ばすものであると僕は思います。

http://www.amazon.co.jp/算数と国語を同時に伸ばすパズル-初級編-宮本-哲也/dp/4098377454
このテキストは、上記の例文のような一文から、論理的に考える練習がたくさんできる内容になっています。

読解力は身についている、ついていないかは判断が難しいものです。是非、小学生には取り組んでもらいたいテキストです。

大きな書店で販売されています。

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