春期講習について

寒暖差が激しいですね。体調を崩している生徒さんが多いように感じます。

僕は塾業界で働き始めてから、結構な頻度で風邪をひいていました。子供たちからウイルスをもらうことが多いのか、風邪の流行シーズンは必ずひいていました。しかし、今年は一度もひいていません。健康体です。

環境で変化したことを考えてみると、ブラックコーヒーを毎日3杯ほど飲み始めました。
保護者様はお気づきかと思いますが、バリスタを塾に置いています。これを飲み始めてから、風邪をひかなくなったように感じます。

さて、明日から春期講習を始めます。
多くの方からお問合せ頂き、4日間の無料春期講習は定員に達しています。
所々、空席がありますので、受講希望の方はお電話ください。

またインフルエンザが流行っているようです。より一層体調には気を付けなくてはなりませんね。

2018年3月23日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : SORA

特別な1日

毎年合格発表の日は期待と不安でドキドキします。春期講習の準備もしなければならないのですが、この日だけはなかなか仕事が手につきません。

合格発表直後から電話連絡や直接来塾してくれて報告してくれる生徒さん、保護者様がたくさんいらっしゃいました。
塾の存在に助けられた、無理だと思っていた志望校にSORAのおかげで入れた、と言葉では言い表せないくらい嬉しい言葉を頂戴しました。

毎日学校帰りに自習に来ていた生徒さんたちが来なくなると、寂しいです。
しかし、そうも言っていられません。来年の受験は始まっています。来年の合格発表の日に多くの笑顔を見られるように、また明日からも頑張らなくてはなりません。

たくさんある学習塾のなかからSORAを選んでくれ通塾してくれた生徒さん、また通わせてくださった保護者様。本当に感謝しています。
いつでも塾によっていってくださいね。またお会いできる日を楽しみにしています。

2018年3月14日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : SORA

少年の涙と偏差値60の壁

日曜日にある将棋大会に参加してきました。ちょっとした自慢になりますが、1位でした。
ただ、今回書きたいのは自分の自慢なんかではなく、その会場にいた小学校2年生の男の子の話です。

自分が指している隣の席にその子も指していたのですが、対局中に突然大粒の涙をこぼし始めました。
どうやら負けてしまったことが悔しかったようです。
次の対局でも序盤は攻めていたようですが、次第に逆転され負け。嗚咽するほど泣いていました。

自分もその子と指したのですが、センスのある子でたくさん対局をしていけば、もっと強くなるだろうと感じました。
そして、何より泣くほど悔しがる気持ちが大切なのだと思いました。

模擬試験で偏差値60を超える生徒さんと、どうしても60の壁を超えられない生徒さんがいます。
超えられない生徒さんに共通することは、ケアレスミスがあることです。
このケアレスミスは、「計算間違い」「問題文の読み間違い・勘違い」「うっかり間違い」などです。
偏差値60を超える生徒さんは、ケアレスミスが少ないか全くないです。
偏差値60を超えられない生徒さんは、1つの試験で必ず数問あります。

では、ケアレスミスを減らすにはどうすればいいのか?
問題演習量を増やす・見直しを徹底する、などできることはいくつもあります。
しかし、生徒さんを指導していて感じるのは、もっと深い本人の意識の部分にあるのではないかと思います。

なかなかミスの減らない生徒さんの特徴として、「これくらい仕方ない」「次、できればいいや」と捉えているケースがあります。
一方、ミスの少ない生徒さんがミスをした場合、悔しがります。そして、なぜそのミスをしたのか教える側が何も言わなくてもミスの分析を始めます。

この悔しがることができるかどうか、は成績を上げていく上で非常に大切だと思います。

悔しいと感じるかどうかは突き詰めていくと、「その子次第」になってきます。悔しくもないのに、「悔しがりなさい」と話したところで意味がありませんし、全く響きません。しかし、悔しさを喚起させることはできるように思います。

「A君、B君がいるとします。A君は金曜日の夜、お菓子を食べながらミュージックステーションを観ている。学校の先生の話も聞いていない。家でも勉強しない。数学の解き方を知らない。テストでは空欄で提出し、不正解。
B君は金曜日の夜、雪のなか塾に来て授業を受けている。数学の解き方を学ぶ。定期テストで、同じ問題が出される。やり方は合っているのに、簡単な計算間違いで不正解。
A君はやり方がわからず空欄で不正解。B君はやり方がわかっているのに不正解。この2人が同じ評価になるのは悔しくない?」

こんな接し方をすると少しは悔しい気持ちを持ってもらえるように思います。

涙をいっぱいに溜めている少年を見て、悔しがることの大切さを改めて考えさせられました。

大会後、ある人と指していました。この人はどうしても自分が勝てない人です。いいところまで追い込むのですが、いつも逆転されてしまいます。この日も、自分がかなり優勢に進めていました。野球でいうと9回2アウトで5対0で自分がリード。勝利目前。そんなところで、出てしまったのがケアレスミスです。そこから一気に逆転されてしまいました。僕が大号泣したいくらいでした(笑)

2018年3月1日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : SORA