深いです

「この職場で働くのが嫌なのであれば、辞めてもいい。君は特別な経験をした。社会に訴えたいこともあるだろう。でも、君は社会人として発言していってくれ。労働も納税もしない人間が社会に訴えても、それはただの負け犬の遠吠えだ。君は社会人たりなさい。」

 

1999年4月、山口県光市で母子が殺害されるという残酷な事件がありました。犯人は当時18歳で、少年法に守られていました。妻、そして子供を失った本村洋さんが司法の壁に立ち向かっていく様子を記したノンフィクション『なぜ君は絶望と闘えたのか』を読んでいます。

本村氏への取材、裁判の内容などから、この事件を紐ほどいている内容です。事件の残虐さや少年法の理不尽さなどに驚きましたが、それと同じくらい、冒頭の言葉に衝撃を受けました。

この言葉は、本村氏が職場に辞表を提出した際に、上司から言われた言葉です。とても深い優しさに包まれた言葉であると感じました。この言葉で退職を思い留まった本村氏も、その時のことを「人生を踏み外す寸前だった」と思っているようです。

自分が上司の立場なら、このような言葉を言えるだろうか、と考えさせられる本でした。

 

来週、7月1日に夏期講習のチラシが新聞折り込みに入ります。中学3年生の生徒さんからの問い合わせや体験授業の申し込みが増えてきました。

来年の3月に「夏休みにあれだけやって良かった」と振り返ることができる夏期講習にさせたいと思っています。

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2013年6月29日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : SORA

テスト結果

こんばんは。少しずつ夏期講習のお問い合わせを頂くようになりました。体験授業のご予約も頂いています。

 

テスト結果はこちらが思っていた通りの結果であったり、それを遥かに超える点数であったり、です。中学2年の数学では半分の生徒が90点以上でした。中には、前回よりも61点アップした生徒もいました。

しかし、その一方でもっと取れてもいいのにな、と感じた生徒もいます。点数が取れていないのには、それなりの原因があるわけです。それを分析し、本人に伝える・意識させることも塾の大きな仕事のひとつです。

「こうすれば、○○点取れたのに。」と悔しがる子もいます。そういう意味では、テスト直後が一番成績が伸びる時なのかもしれません。

 

2013年6月27日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : SORA

テスト返却

昨日は、歯が痛く病院へ行っていました。年に1度くらい行っているかかりつけの歯科です。ここの先生は、僕の状況を難しい言葉を使うのではなく、丁寧にわかりやすく、ノートに図を書いて説明してくれます。そして、今後の治療計画も話してくれます。

 

「わかりやすく簡潔に、丁寧に」という意識の大切さを改めて感じました。来週から保護者面談が始まります。生徒さんの状況、様子を上手く伝えられるように強く意識したいと思います。

 

昨日で中間テストが終了し、早速テストが返却されたクラスがあります。 塾生にはテストを提出するように伝えてあります。塾に来るなり、開口一番、点数を報告してくれる生徒。少し恥ずかしそうにテストを提出する生徒。様々です。

テスト前にこのブログでも記載した生徒の数学は87点でした。前回のテストから50点以上アップしています。平均点よりも20点以上取れています。これはこれで、とても喜んでいいことであると思います。しかし、教える側からすると、90点台を取ってもらいたかった、というのが本音です。そして、本人もそれを痛感しています。次のテストに期待です。

また、数学が50点台で入塾してきた生徒さんは96点取れていました。分数の計算や、簡単な計算ミスが最初は頻繁にあったのですが、徐々に少なくなり安定してきていたのは感じていましたが、ここまでできているとは正直驚きでした。計算はパーフェクトでした。

塾に入ったからといって、成績は必ず伸びるものではありません。やれば伸びます。やらなければ伸びません。大切なことは「やろう」という意識にさせられるかどうかであると思います。難しいことではありますが、全ての生徒をそうさせるのが理想です。また塾の役割のひとつであると思います。そのために、僕自身も勉強です。

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2013年6月22日 | カテゴリー : ご案内 | 投稿者 : SORA

中間テスト

こんにちは。日本代表惜しかったですね。でも、香川と岡崎のゴールは鳥肌が立つくらいカッコよかったです。

今日も多くの生徒さんが朝学習に参加していました。いよいよ今日からテストです。数学のテストに向けて、時間配分やたしかめ算のやり方などを再確認し、生徒を送り出しまた。良い結果を期待しています。

 

テストは明日で終了です。内部生には連絡済ですが、当塾ではテスト後に中学1.2年生の保護者の方を対象に個別面談を行います。

生徒さんの状況を細かに伝達できるように準備したいと思います。

2013年6月20日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : SORA

教えることは・・

今週は朝学習や体験授業、3者面談とイベントごとが多くあり、一気に過ぎたように感じます。朝学習や学校の後に自習や質問に来る生徒が増えており、活気のある雰囲気になってきました。

その中で、特に嬉しかったことがあります。

今、テスト対策授業ではテストの予想問題(過去問や他中学の定期テスト問題から作成したオリジナルプリント)に取り組ませています。3月に数学の点数が30点台で入塾してきた生徒がいます。もっといい点数を取りたい、と一生懸命に努力していましたし、今もしています。かなりの量の宿題を与えても、頑張ってこなしてきます。その生徒が、予想問題で85点を取りました。決して簡単な問題ではないのですが、よくできていました。

ここまでは、よく見られることです。

しかし、この後が違いました。

「やってみてどうだった?」と質問すると、「もっと取れると思いました。」とその生徒は答えました。

30点台の生徒が85点ですから、僕としては「きっと喜んでいるだろうな。油断させないようにアドバイスしよう」と考えていました。しかし、喜んでいる様子は全くなく、間違った問題の分析を自分からやっていました。目線が常に高いところに向いている。向上心がある。そんな言葉がぴったりの場面に今週遭遇しました。僕自身も学ばなければいけないと感じました。

「教えることは、教わること」

昔、お世話になった先生が仰っていた言葉を思い出しました。

 

いよいよ来週20日(木)からテストです。結果を楽しみに待てるように、残りの期間、真剣に取り組ませたいと思います。

 

 

2013年6月15日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : SORA

暑いですね。

こんにちは。梅雨前に夏が来た感じの日でしたね。

 

新津二中では来週、20日(木)21(金)にテストがあります。それに向けて、みんな真剣に努力しています。

地域によって、生徒さんの様子は違うものです。それは、小学校や中学校の校風も影響を与えるものだと思います。新津二中の生徒さんたちは、みんな目的意識を持っているように感じます。テスト前にしっかりと自習をしに来たり、こちらが授業とは別に補習を行うことを伝えると、嫌がらずに来ます。また、授業中に質問もしてきます。勉強に対して、前向きな子たちが多いです。

塾を開校して一番最初のテストです。僕自身が、どの生徒よりも熱意をもって授業に取り組みたいと思います。そして、生徒さんたちの頑張りに期待しています。

明日から朝学習です。朝6時45分~開校します。

2013年6月11日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : SORA

計算ミス②

日本代表決めましたね。後半ロスタイムのPKをど真ん中に蹴られる本田圭佑は凄いです。何事もあきらめないことだと改めて感じました。W杯でも活躍してもらいたいですね。

 

前回、計算ミスに関して「自分の弱点を知って、意識することが大切」という内容を書きました。また、練習量をこなせばある程度、計算ミスは減らせるとも書きました。

今日はもう少し、内面的・精神的なことについて触れたいと思います。

計算ミスが徐々に減っていく子といつまでたっても減らない子の違いは、間違いに直面した時に「悔しい」と感じられるか、感じられないかにあるように僕は思います。

言い換えれば、自分に厳しい子と甘い子とも言えます。

以前教えていた中3の生徒で、計算ミスをする度に、自分自身に怒りが込み上げてきて、ある時、号泣した生徒がいます。簡単なミスをする自分が許せなかったそうです。彼の勉強に対する姿勢や取り組み方は、とても熱意がありました。計算ミスが続いたときに、自分が嫌になったり、「自分には力がない・・」なんて思う必要は全くありません。しかし、彼のように自分自身に厳しく、「悔しさ」を持つことは勉強に限らず、何か苦手分野を克服し成長しようと思う場面では必要なのではないかと思います。彼は、入塾当初では考えられなかった上位校に合格できました。

反対に、「+や-のミスくらい、いいや」とか「次できればいい」と思っている生徒は、計算ミスに関しては進歩しません。そのような甘えは、似たパターンの問題での同じミスにつながります。

このように、計算ミスと一言にいっても、子供たちの性格なども関わってくる深いものであると思います。だから、「計算ミスくらい心配することはありません。すぐに良くなります。」と安易なことは決して言えないです。生徒さんの弱点を知って、性格を把握し、適切なアドバイスをする。短期間ではなく、時間をじっくりかけて分析し、改善していくものであると思います。

これは「計算ミスが減る生徒、減らない生徒の違いは何か?」という問題に対しての僕の考えであります。もちろん、このことが全ての生徒さんに当てはまるわけではなく、他にもいくつも理由はあります。「ノートを綺麗にとっているか、とっていないか」「注意力があるか、ないか」など。その生徒さんによって違ってきます。いずれにせよ、多くの生徒に当てはまる「計算ミス」に対して、改善させられるように当塾では今後も注意深く指導していきたいと思います。

 

6月9日(日)の無料体験授業ですが、お問い合わせ、お申込みを3件頂きました。18:00~19:20が空いております。残り2名です。

2013年6月6日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : SORA

計算ミス

こんにちは。6月に入り、気温も上がってきましたね。

 

あと3週間で中間テストです。SORAの授業では、だいたいのクラスで数学のテスト範囲が終了しています。徹底的に復習を行っている真っ最中です。授業以外でも自主勉強に来たり、みんな熱心に取り組んでいると感じます。

 

中学生の数学では全学年に共通していますが、今回のテスト範囲は計算問題が中心になります。

計算問題となると、多かれ少なかれ、どの生徒でも「計算ミス」が付きものです。自分自身もそうでした。

しかし、多くの生徒を指導していると、ミスが減っていく子と、いつまでたっても減らない子に分かれるように感じます。

計算問題はたくさん練習すれば、ある程度減ってきます。しかし、ただダラダラこなしても意味がありません。大切なことは「自分自身がどういう時にミスしやすいのか」を知ることです。分数の計算が出てきた時なのか、移行する時の符号ミスなのか。それを強く意識することです。ただ、生徒さんのなかには、自分がどのようなパターンでミスをするのか分からない子もいます。そこを指摘し意識させ、改善させることこそ、学校や塾の指導者の役割であると思います。もちろん、当塾ではそこを徹底して指導しています。

 

もう少し書きたいところですが、長くなりすぎてしまいますので、また次回にでも書きたいと思います。

6/9(日) 16(日)14:00~ 外部生対象の無料テスト対策を行います。直前の勉強方法で結果も違ってきます。お気軽に参加下さい。

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2013年6月3日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : SORA