待望

塾を開校前から抱いていた疑問がありました。

それは「どれくらいの内申点を取れていれば、どの高校に合格できるのだろうか」という疑問です。

昔、東京都の学習塾で教室長をしていたのですが、東京都の高校入試の場合、この疑問を感じることがありませんでした。

というのも、ある出版社が受験データを公表しており、合格率80%の内申点、60%の内申点が記されています。受験生はもちろん、学習塾にとっても進路相談の際に指標となるものでした。

しかし、新潟にはその指標がない。開校当初は、内申点のアドバイスは手探りで行っていました。

だんだんと当塾の卒業生の数が増えるにつれて、データも蓄積されていきます。

「○○高校へは内申点▲▲くらい必要となります。」

そのようなアドバイスが年々できるようになりました。

ただ、これはあくまで当塾の卒業生のなかでのデータです。

おおまかには合っているのだろうけれども、もっと莫大な数のデータが欲しいとずっと思っていました。

そんななか、新潟県統一模試会さんが協賛塾にそのデータを提供してくれました。

新潟県の中3生約2人に1人が受験する模擬試験会社になりますので、データ数が桁違いに多いです。

僕自身が○○高校への内申点は▲▲くらいと感じていた数値が、高かったり、低かったりと誤差がありました。

このようなデータを待ち望んでいました。

面談時などより深くアドバイスできるように活用させてもらいたいと思います。

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