「サンタクロースはいるの?」という手紙をある新聞社に送った8歳の女の子がいました。
今から120年前のアメリカでの話です。
手紙を受け取った新聞社は、その答えを新聞の中に書きました。
「サンタクロースはいます。誰もサンタクロースを見たことはないけれど、それは実在しないということを意味するのではありません。
世の中の大切なもののなかには、目ではみることができないものもあります。例えば、愛・親切・精神的な支え。
世界には、これらの大切なものがあり、そして、そういったものが私たちの人生を楽しく、美しくしてくれます。
この世界は何かを信じることができる子供を必要としています。あなたのように。」
少女はのちに、学校の先生になり・・と物語は続いていきます。
これは長野県の高校入試の英文読解で出題されている文章になります。
塾で毎年扱っている文章になるのですが、とても素敵な文章であり、年のせいか僕は読んでいて毎年涙が出そうになります。
受験まで6日です。
サンタクロースの文章のように、精神的な支えという見えない力が今こそ必要だと思います。
明日26日、受験生全員に集合してもらい激励会を行います。
当日、受験生には講師陣からの色紙が渡されます。講師みんなに協力してもらったのですが、良い文章を書いてくれています。
今まで取り組んできたことを信じる、合格する可能性を信じる。励まして送り出そうと思います。