夏期講習も最終週に入ろうとしています。
生徒たちにとっては16日間は長かっただろうな、と思っていましたが、実際に感想を聞くと「20日間くらいあっても良かったです。」という声を聞きました。
たしかに、受験問題を余裕でこなすレベルになることを考えると、16日間でも短い気がします。次年度は少し考えたいと思います。
今年の夏期講習で特に印象に残っていることがあります。
中学1年生の生徒が英語が苦手という理由で夏期講習に申し込んできました。実際に指導してみると、ローマ字読みから身についていませんでした。be動詞や一般動詞の文法は理解できても、単語だけ書けないことが目立ちました。
一生懸命に単語を書いて、発音して練習してきた跡はノートにあるのですが、テストをしてみると不正解だらけ。それでも、居残りして何とか覚えようと努力しています。
そんな彼に、単語を効果的に覚える方法、暗記する方法を教えました。その方法を試すと満点を取れるようになりました。あまりに嬉しかったのか、涙を流して喜んでいました。
その方法は、暗記する際にに時間制限を設けるだけです。
勉強方法や暗記方法は様々あります。どの方法が適しているのかは、簡単にはわかりません。しかし、今回の場合はきっと彼に適していたのでしょう。
今後もしっかりと暗記していってもらいたいと思います。