考える時間③

英語では、中学1年生で3人称単数現在形を学習します。
「主語がI YOU 複数形以外で現在形のとき、一般動詞にsやesをつける」というルールがあります。
文章にすれば、簡単なのですが、英語が苦手な生徒さんの多くは、学年問わずに定着していません。

学習塾関係の方や英語をご家庭で指導していらっしゃる方は、経験があるのではないかと思います。

できていない生徒さんには、その都度基本に戻り指導するのですが、その場ではできるようになっても時間が経つにつれ、知識が離れていってしまします。
主語が三人称で現在形のときに、先述のルールを忘れてしまっている・気付くことができないでいるケースが多々あります。

また、数学の入試問題での平面図形・空間図形においても、「ある角度とある角度が等しい」「この辺の長さとこの辺の長さが等しい」といったことに気付けるか気付けないかで問題を解けるかどうか、が決まってきます。

塾の指導は、考え方や求め方を学ぶのに適しています。しかし、なかなか偏差値が上がらない生徒さんを指導していて感じることは、「もう一歩気付くことができていれば、正解だったのにな。もったいないな」ということです。
反対に、偏差値を確実に伸ばしていく生徒さんは、考え方を応用させ、気付けています。

「気付く力」「ひらめき」という言葉を使うと、「元々備わっているものじゃないですか?」「ひらめかない子が、ひらめくようになるのは無理じゃないですか?」と保護者の方から言われたことがあります。

しかし、決してそんなことはありません。
「気付く力」「ひらめき」は養うことができると思います。

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