昔、僕が通っていた予備校のテキストの片隅にこんな一節がありました。
「星をつかもうとして手を伸ばしても、なかなかつかめない。しかし、星をつかもうとして泥をつかまされる事はない。」
目標を高く持つこと、そして、それに向けて努力することの必要性・大切さを教えてくれている言葉です。
当時この言葉に勇気をもらったことを覚えています。
中3生から志望校の相談を受けることが増えてきました。
生徒「模試の結果が悪いので志望校を変えたほうがいいですか?」
僕 「模試の結果が良くなるように何か努力はした?」
生徒「・・あんまりしていないです。」
このケースは毎年いくつもあります。
そこからその生徒さんに合わせた勉強方法を伝えていくのですが、多くの生徒さんが、受験対策として何かに取り組んでいるわけではないようです。(定期試験対策はしっかりと塾の授業の復習や宿題などで取り組んでいる生徒さんが多いです。)
そして、12月・1月の模擬試験までとにかく努力をするべきだと伝えます。
その結果次第ではじめて志望校変更を考えようと話します。
何も努力しないで妥協することは違うと思います。
まだ志望校は高いところでいいです。そこに向かって努力しましょう。そして、継続しましょう。
今日こんなことを話していて、冒頭の言葉を思い出しました。