中村俊輔というサッカー選手をご存知ですか?元日本代表のエースで現在、横浜F・マリノスのキャプテンです。
彼の著書に『察知力』があります。
非常に技術力のある選手で、日本だけではなく海外でも活躍した選手です。今もなお、そのテクニックは衰えることなく、チームを引っ張る選手です。特に、フリーキックは芸術的で、見るものを魅了します。そんな彼は、日々の練習や試合のあとに、「サッカーノート」を書いています。そこに書かれてあるのは、自分があるべき姿の目標と、その日の自分のプレーで「こうしていれば・・」という反省です。
これを読んだとき、とても勉強に似ている点があると感じました。自分自身を冷静に振り返ることは、普段の生活や勉強の場合であっても大切なことであると思います。
ある問題を間違えたときに、なぜ間違えたのかを覚えていて解決しようとする生徒と、「まあ、いいや」としてしまう生徒では、大きな差ができてしまいます。その差が積もっていくと、テストの点数であったり、模擬試験の結果であったり、最終的には志望校の合否に関わってくるはずです。
そして、その手解きをするのが塾の役割であるとも思います。
また、教える側も「サッカーノートの意識」、こう教えればもっと良かったんじゃないか?という反省の気持ちは常に持っていなくては成長がないとも思います。
夏期講習が25日から始まります。ほとんどのクラスで募集人数に達しています。あとは、ひとりひとりに合った授業の準備です。受講者には熱い夏にさせたいと思います。