1年前の開校して初めての朝学習の日。塾に来たのは、0人でした。ドアを開けて、生徒を待っていると鳥が入ってきました(笑)
少しずつ生徒数は増えて、今回のテストでは多い日で28名の生徒が朝学習に参加してくれました。黙々と問題をこなしていたり、質問をしに来たりと皆さん前向きな姿勢です。
ザワザワした雰囲気ではなく、図書館の中にいるような、空気清浄器の音だけが聞こえてくるような、緊張感のある空気です。
朝日が差し込んでくる教室内での張り詰めた空気感は、神聖な場所のようにも感じます。
もちろん、朝学習に参加するだけでは意味はありません。「来るだけで満足気分」にはさせたくありません。わからない問題をわかるように、解けるようにさせることが僕たちの仕事です。そこは、生徒たちにも伝えています。多くの問題を解かせることもあります。こちらも真剣勝負です。
今日、朝学習でやった問題が、数学の試験にそっくり出たと喜んでいた生徒がいました。
「眠かったけれど、来てよかった」--その言葉に塾講師は救われている気がします。