将棋教室開講について

it will be difficult for you to remember which (clothes , should , you) put on next.
( )の中の語を正しい順序に並べ替えて書きなさい。

将棋を塾で教えたいという考えは漠然とありました。今回、開講しようと決めた理由はいくつかあります。
一つは、藤井四段の影響が大きくあると思いますが、将棋に興味を持っている生徒さんたちが多いことです。塾内に詰将棋の本を置いているのですが、自分から手に取る生徒さんがたくさんいました。
また、解き方を質問してくる生徒さんもいました。
二つ目は、勉強に繋がる面が将棋にはたくさんあるからです。
物事を論理的に考えること(○○だから●●になる。よって◎◎になる、という筋道立てた考え)が、勉強面では強く求められます。

上記の英文は今年3月の新潟県公立高校の入試問題です。3語の単語を並び替える問題ですので、答えの組み合わせは6通りです。4語、5語の並び替え問題に比べると一見したところ簡単に感じます。
しかしこの問題の正答率は例年よりも低い27%でした。
普段の授業で指導していても、「shouldは助動詞だから後ろには動詞の原形がきて・・」「間接疑問文だから通常の疑問文の語順とは違う」といった論理的に考えられる生徒さんは上記のような問題でも安定して正解できます。しかし、それができない生徒さんは、何度繰り返しても不正解となります。

将棋では、相手の王を詰ませるために、「こう指すと逃げられてしまう。だから、こうしよう」と論理的な思考力が連続して求められます。
ゲーム感覚で、論理的思考力を身につけることができるのが、将棋のメリットであると思います。そして、それは勉強にも繋がる点が多々あります。

たくさんの生徒さんに将棋の面白さに触れてもらいたいと思います。

ブログ
SORAをフォローする
荻川の個別指導専門塾SORA