指導する側にとって、英語の偏差値を伸ばすことは難しいと感じることが時々あります。
定期テストの点数は、偏差値に比べれば上がりやすいです。
しかし、模擬試験で偏差値を伸ばすとなると、3年分の知識が問われてきます。
・文法の整理がされているか
・単語力は身についているか
・長文読解への慣れは大丈夫か
この3点が身について偏差値が伸びてきます。
どれか一つでも欠けていると、偏差値に反映されにくいです。
英語は1年生からの積み重ねが非常に大切な科目になります。
多くの学習塾では、長文読解に取り組ませるのは、冬期講習からとなる場合が多いようです。
当塾もそうでした。
「週1回の授業では学校進度に合わせた勉強。夏期講習で文法の総復習。11月の定期テスト後、12月・冬期講習あたりから長文対策。」
このような流れで、中学3年生の英語は授業を行っていました。
学校の定期テストでは点数は伸びても、肝心の偏差値が伸びなければ、志望校には合格できません。
文法・単語力を身につけた上で、長文読解の練習を繰り返さなければ、偏差値は伸びません。
「長文対策に時間をかけることができれば、偏差値も早い段階で伸びてくるはず」
そのような考えで、今年4月から英文読解コースを毎週土曜日に実施しています。
・英単語の暗記
・日本語訳に慣れさせる
・音読を繰り返す
これらを120分間で行っています。
音読練習を課すとき、自分でも「この先生、鬼だな」と思うくらいの練習をさせています(笑)
でも、生徒さんたちは一生懸命に取り組んでくれています。
来年度も実施します。英語に不安のある方、ご検討ください。