夏期講習でやってきたことの証明

5月実施の模擬試験

全体平均SORA塾内平均全体平均と塾内平均との差
国語59.658.6-1.0
数学51.349.2-2.1
英語45.644.3-1.3
社会44.239.5-4.7
理科50.946.1-4.8

新潟県全体の平均点よりも全科目下回る結果でした。

特に社会・理科が課題だなとこのとき感じました。

8月実施の模擬試験

全体平均SORA塾内平均全体平均と塾内平均の差
国語52.161.9+9.8
数学41.358.2+16.9
英語45.367.1+21.8
社会41.953.4+11.5
理科52.967.5+14.6

8月模試は夏期講習後に実施しました。

夏期講習での取り組みがどのように反映されるか楽しみにしていました。

特に、理科や社会の暗記に時間をかけた生徒が多かったのですが、点数・偏差値がアップしている生徒が多かったです。

点数が伸びている生徒に共通することがあります。

それは当たり前のことなのですが、「受験勉強に時間をかけている」ということです。夏期講習や通常授業だけで成績は上がりません。講習や授業では勉強のやり方を教えています。それらを家で取り組む。家で集中できない場合は塾に自習に来る。そのような姿勢がある生徒は、伸びます。それを証明してくれた模擬試験であったかなと感じます。

結果の一部を掲載します。

夏期講習では数学の入試レベルの問題を中心に練習を繰り返した生徒。

数学の場合、必ず正解する問題(a) 少し手を伸ばせば正解できる問題(b) 超難問(c)と大別されます。(b)がほぼ全問正解できている点が素晴らしかったです。そして、(c)も以前よりも格段に正解できるようになっていました。

社会+22点UP、理科+21点UP

合計+43点UP 5科目偏差値+7.2

定期テストで+20点と違い、模擬試験の+20点は相当な時間と暗記と努力が必要です。

毎日コツコツと暗記・テストを繰り返していた姿が印象的でした。

そして、感心したのは9月5日(木)の放課後に自習に来ていました。

この日は前期期末テストの終了した日です。テストが終わった日くらい休みたいと思うのが普通だと思いますが、彼女は違いました。ちなみに、この日朝6時45分からの朝学習にも参加していました。

ある夏期講習の日。「どれくらい1日勉強しているの?」と彼に聞くと、「だいたい7時間くらいですね」とサラッと答えていました。数学は新潟県全体(2200人受験)の23位、英語は8位という素晴らしい結果でした!

国語の記述問題が課題であったのですが、徐々にコツを掴んできています。この調子で努力してもらいたいです。

夏期講習は12日間で行ったのですが、ほぼ全ての時間を彼は理科に充てました。

毎日暗記とテスト、大変だったかと思いますが、一生懸命に取り組んでいました。

+23点は素晴らしいです。

良い部分を掲載したのですが、塾生全員が伸びている訳ではありません。

伸び悩んでいる生徒もいます。原因は必ずあるのですが、僕の経験ではその原因は「時間をかけていないから」が8割です。

正しいやり方で時間をかければ成績は伸びます。それを改めて伝えていきたいと思います。