貴重な時間

今週は受験生から進路の相談を多く受けました。自分が今、何をやらなくてはいけないのか見失っている子や、不安に押しつぶされそうな子もいました。残りの期間で優先的に学習すべき点をアドバイスしています。

また保護者の方からも同様に進路について面談のお申し込みも多く頂きました。
生徒さんとは通塾時に毎回顔を合わせますが、保護者の方とは面談以外ではじっくりとお話する機会は多くはありません。
塾の授業をどのように感じているか伺う良い機会でもあります。また、生徒さんのご家庭での様子も教えてもらっています。

その保護者面談のなかで、心に響いたエピソードがありました。

ある保護者の方が「塾の送り迎えの車の中が貴重な時間なんです」とおっしゃっていました。
今まで多くの保護者面談を経験してきましたが、僕にとっては初めて聞く声でした。

家だと兄弟もいて、バタバタしているようで、車の中の空間が親子2人で話をする良い機会ということでした。
そして、「もう少しでそれが終わると思うと寂しくなります」ともおっしゃっていました。

昔、僕自身も中学生のとき親から送迎をしてもらっていたときの車中の風景や色々な会話を思い出していました。

普段はクールな生徒なのですが、きっとお母様の前、車の中では心許す空間なのだと思います。何だかわかる気がします。

僕にとっても今の受験生との時間は貴重なものです。もう少しで終わると思うと、寂しい気持ちが大きいです。何とか合格とともにSORAを卒業していってもらいたいです。そのために最後までサポートしたいと思います。

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